2023年08月17日

三洋産業さんから新しいドリッパーが誕生「フラワードリッパーDEEP 27」



コーヒーは、どのドリップ方法で作るか、どのドリッパーで作るかで大きく味が変わってきます。
なので好みのドリッパーや抽出方法、抽出時間なども人により変わってきます。
より自分好みを再現するために、コーヒー好きな方は色んなドリッパーを試されているのではないでしょうか。
とかく私も現在使っているドリッパーが、コーノ式名門をはじめ、V60、ウェーブ、フラワー、コレスゴールドなど色んなものを収集してきました。
現在主に使っているのはボディー感を強く感じられるコーノ式名門を利用しています。
浅煎りなどはスッキリとしたフルーティーさを出すためV60が多いかな。
また中煎りでのアロマ感が欲しい時は、フレンチプレスでいただいたりと一つの抽出方法ではなく、豆やシチュエーション、気分によってコーヒーライフを楽しんでいます。



 
自分が美味しいと思えればそれでOK!

本来味なんてものは育った環境や飲んできたもので味わいは変わり、これが絶対美味しいってことはないので、楽しく飲めたらそれでいいのではないでしょうか。
コーヒーショップや喫茶店では、抽出方法にこだわりがあり、このお店ではこういう味わいのコーヒーがいただける、ここではこんな味わいだと、それぞれの味を楽しんでいます。
なのでショップでは邪魔にならない程度にお店の方とお話をしたりします。
ショップの方も色々と試行錯誤されて提供されているため、結構嬉しそうに語ってくれます。
焙煎されている所でも、自分たちが目指す味はこうだ!とわかるように抽出レシピなんかも書かれている所もあったりします。
たまに行くロクメイコーヒーさんでは、温度や時間等、手書きでと教えてくれたりするので、また次も買いに行こうと思ったりします。



 
ろ過する部分が超長くよりまろやかでボティー間の強いものを

長々と書きましたが本題の三洋産業さんから新たに販売されるフラワードリッパーが凄いんです。
三洋産業さんと聞いてコーヒー好きの方ならすぐフラワードリッパーが浮かぶと思います。
フラワードリッパーはV60と比べてもヌケがよくスッキリとしているのに、しっかりとした味わいのコーヒーをいただけます。
少し私にはフワッとした感覚があるので、もっとずっしりとしたボティーでいてまろやかな味わいが欲しいと思っていました。



今回販売される「DEEP27」はそのあたりが感じられそうな雰囲気があります。
正直まだ手元にないので、どういう味わいになるのか不明ですが、凄く期待の持てるドリッパーです。
まず従来と違うのは、見てわかる通り、豆のエキスを今まで以上に抽出できそうな縦に長く伸びた形状ではないでしょうか。
通常のドリッパーはおおよそ45°である所が27°とかなり違います。
その事で同量でも挽いた豆が縦に立ち上がり、豆の味を最大限まで抽出できるそうです。
またネーミングにあるDEEPは以前にあったディープドリッパープロからの後継器でもあり、とろっとしたコク深い味わいになるのかもしれません。
これは早速購入しなければいけないでしょうね。
また購入した際にはレビューしてみたいと思います。

<三洋産業コーヒー部門CAFECホームページ>
https://cafec-jp.com/jp/
FLOWER DRIPPER DEEP 27の記事





Posted by おすぎ at 12:00 Comments(0)コーヒーライフ

2023年08月12日

焙煎したばかりのコーヒー豆って美味しいの?!



コーヒー好きが高じて以前は家庭用の焙煎機まで持っていたのですが、焙煎の難しさにいつも悩まされていました。
温度設定や時間など自分で焙煎するのってなかなか難しいものです。
そんな事もあり、焙煎機(OTTIMO)は少し前に売却しました。
少し前に伺った喫茶店のお話

近所にはあまりコーヒーショップや喫茶店が多くなく、お気に入りのコーヒーをいただけるところがないのですが、先日伺ったお店で、焙煎したばかりコーヒーをいただきました。
まさに焙煎したばかりです!
そこでは注文すると、陶器の焙煎道具に直火で温め、煎り立てのコーヒー豆をいただけます。
自分も焙煎したばかりのコーヒーをいただく機会があり、1日ごとに味の変化などを記録したことがあったので、焙煎したばかりのコーヒーを出されていることに少し驚きました。
煎り立ては味の安定感がなく、エッジが立ちすぎていることから数日置いていただくのが通常とされてきました。

その時いただいたのはグアテマラの中煎りぐらいで、思っていたよりは美味しく飲めたのですが、私には今まで飲んでいたグアテマラより生豆感のような青々しさが感じられ、また色んな味が口の中で踊っている感覚でした。
一杯だけならいただけるけど、2杯は厳しいかなと思いました。
決して美味しくないって事ではありませんので!!


焙煎してからエイジング(熟成)期間で美味しくなる

よくコーヒー業界では焙煎して数日置くことで、コーヒーのガスが安定してきて、豆本来の味が抽出できるなどを言われたりします。
そのお店では逆に、「焙煎したばかりのコーヒーが世の中に出ないのは、コストや手間がかかったり流通の問題があるためできない。本当は焙煎したばかりが一番美味しい!」と言われていました。

もしかしたら焙煎したばかりのコーヒーを飲みなれていない、焙煎して数日のコーヒーをいただく文化で、その味わいを美味しいと思い込んでいるのかもしれません。
店主に「新鮮なコーヒーの味はどうですか?」と聞かれ、思わず「面白い味ですね。」って答えたら、「どういう意味だよ!」とブチギレられました。
言葉が足らず要らぬ誤解を招いてしまいました。大人なら美味しくないと思っても美味しいと言っていれば良かったのに。
どうですか?って聞かれたので思わず感想を言ってしまった。反省!!



 
コーヒーに限らず好みは人それぞれ!

もともと焙煎してから何日目が美味しいのかという科学的根拠はないでしょうから、人それぞれ美味しいと思ったものをいただいたらいいのではと私は思います。実際体温の違いや今まで食してきたその人の文化から、味わって美味しいと思えるものは違ってきて当たり前。
私の場合、焙煎度合いにもよりますが、基本中煎りの場合は焙煎日から2・3日目ぐらいがエッジが立っていて好きです。
日数が経ち、まろやかになるにつれインパクトがなくなり酸化が進んでくると若干苦手です。
また好みの中深や深煎りは日数が経つにくれ、大きく味わいが変わるので、買ってから速攻で飲み切るようにしています。

私がよくコーヒーの勉強に見ている岩崎泰三さんは、丸みのある味わいを評価されているのか焙煎日が少々経っているものを押しているような気がします。


実際私は焙煎日で味わっているわけではないので、自分が美味しいと思えれば何でもいいのかなと思います。
正直、これが本当の美味しさなんだ!と押してくるお店はちょっと私の中ではNGかなと思ったそんな一日でした。



Posted by おすぎ at 19:15 Comments(0)コーヒーライフ
プロフィール
おすぎ
おすぎ
湖南市出身
甲賀市在住
デザイン会社経営
趣味:バスケットボール、ハイキング、人間観察
好き:洋画、洋ドラマ、ピカソ、寿司、陶器
嫌い:レバー、オカルト
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